ホテルでサイトコントローラーを導入するメリットは?
公開日:2024/02/15  
ホテルでサイトコントローラーを導入するメリットは?

ホテルでサイトコントローラーを導入すると得られるメリットについて紹介します。サイトコントローラーには2種類あり、使う場所が異なります。使いこなすことで、ほかのサイトへの掲載や予約管理が簡単になることが特徴です。また、会社の規模によって導入するサイトコントローラーを選ぶとコスパよく利用できます。

サイトコントローラーとは

サイトコントローラーとは、複数のシステムを同時に一元管理できるシステムです。予約サイトやホテルの予約システムと連携して2パターンの使い方ができます。いずれも一元管理できるので予約が取りやすく、管理しやすいのが特徴です。

複数のサイトを同時に管理するシステム

サイトコントローラーは、複数のサイトを同時に一元管理するシステムです。ホテルを予約するときに確かめる情報は、空室状況だけではありません。値段やプラン、希望日時に空きがあるかを確認します。これらがすべて同じ画面上で管理できるのがサイトコントローラーのメリットです。

予約管理をするとき、何人でどのプランをいつ予約したのかがわかります。管理する項目がひとつずつバラバラになっていては見逃しても気づけません。そこを網羅し、一元化したのがサイトコントローラーです。

OTA連携型

OTA(オンライン旅行代理店)と連携する方法があります。旅行予約サイトと連携し、ホテルの予約を管理する方法です。ユーザーが24時間いつでも予約でき、掲載している複数のサイトと紐づければ、管理時に確認する画面は1つです。

OTAは、予約件数などの把握には使えますが、チェックインなど運営に関する利用には対応していません。あくまでも予約管理のみですが、複数のサイトでそれぞれ予約状況を確認しなくても把握しやすいのがポイントです。

PMS連携型

もうひとつ、PMSと連携する方法もあります。PMS(ホテル管理システム)は、ホテルの予約、会計、チェックインなど運営に関する業務をこなしてくれるシステムです。予約と会計などを同じシステムで行うことで、スタッフの作業が少なくできます。

その結果、効率よくチェックインが行えて、サービス向上につなげられます。PMSの得意分野は、ホテル内での予約管理です。フロントなどで使うシステムとして好まれています。

サイトコントローラーを導入するメリット

サイトコントローラーを導入するメリットは、多くのサイトに掲載できることが挙げられます。複数のサイトに載せることで、予約数のアップが見込めます。さらに、価格設定が効率的に行え、リアルタイムで一元管理が可能です。

多くのサイトに載せられる

多くのサイトに載せられることがメリットのひとつです。システムを導入していない場合、複数のサイトに掲載すると、管理はそれぞれのマイページなどで確認する必要があります。毎日、毎回マイページを開くのは面倒であり、時間も取られてしまい非効率です。システムとして一元化しておけば、どのサイトから予約が入ったのかをひと目で確認できます。

価格設定が効率的に

価格設定が効率化できるというメリットもあります。価格設定は、ホテルの原価や儲けだけで決められるものではありません。周辺との競争も把握して、お客さんに選んでもらいやすい価格を設定することが必須です。

サイトごとにばらつきがあってもいけません。サイトに掲載している値段をまとめて管理できれば、価格のばらつきをなくせるので、適正価格での提示ができます。

リアルタイムで一元管理

リアルタイムで一元管理できることが、予約管理を簡単にしている最大の理由です。サイトでは予約は24時間入る状況です。予約がいつ入ったのかをリアルタイムで確認できれば、ネット以外での予約にも対応できます。さまざまな方法での予約が可能になるので、一層部屋を満室にしやすくなるのです。

サイトコントローラーの選び方

サイトコントローラーにはさまざまなソフトがあります。選び方としては、利用する会社の規模で選ぶのがもっともコスパのよい方法です。予算やスペック、セキュリティを重視して使いやすいサイトコントローラーを選ぶのもよいでしょう。

利用する会社の規模で選ぶ

サイトコントローラーは、利用する会社の規模で選ぶと使いやすいソフトが選べます。サイトコントローラーには、さまざまな機能と価格設定がされています。どの範囲で使うのか、個人経営か大手会社の経営かによっても予約数が違うので、使うソフトの規模も異なってくるでしょう。そのため、会社の規模に合わせて使うことで、経費を圧迫しないサイトコントローラーが導入できます。

予算やスペックも大切に

予算やスペックも大切に選びましょう。予算については、会社の規模とも関連してきますが、収益や予約数に合ったシステムの導入を選びます。スペックとしては、いくつのサイトと連携できるのか、一元管理できる範囲はどのくらいなのかということです。セキュリティがしっかりしているかも含め、機能面も重視しながら導入しましょう。

まとめ

ホテルでサイトコントローラーを導入するメリットについて解説しました。サイトコントローラーは、予約を一元管理できるシステムです。複数の予約サイトやホテルの管理システムで、予約状況をリアルタイムで確認できるのが特徴です。

ホテル従業員の作業負担が減り、ミスも少ない予約管理が実現できます。さらに、適正な価格でのプラン販売ができるので、ホテルの魅力を感じられる価格設定も実現できます。会社の規模や予算、スペックなど複数の項目を考慮して選ぶと、最適なサイトコントローラーが見つかるでしょう。

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初期費用5万円~10万円~記載なし4万9,000円(チェックイン端末付き)10万円~1万5,000円~3万円
月額1部屋あたり1,500円~
お試し:デモあり
※要問い合わせ
ライトプラン:2,480円
通常プラン:基本料金5,000円(+建物の形態により追加で1部屋あたりの利用料を
加算)
お試し:記載なし
(1棟の部屋数により変動)
※1棟20部屋までの場合
BASIC:1,000円
PRO:1,500円
PREMIUM:2,000円
お試し:30日間無料トライアル
1部屋あたり
1~10部屋まで:2,400円
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2万9,800円~
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手動予約プラン:1,500円
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抱き合わせプラン(PMS込み):6,100円
お試し:1か月無料トライアル
基本機能以外の
便利な機能・サービス
・サイトコントローラ連携における自動同期
・宿泊者情報の統計グラフを作成
・事前情報登録を終えたゲストの人数を表示
・メール送信機能
・自動メール送信
・現地決済
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・タブレットとスタンドを支給
・自動メッセージ機能
・チェックイン構成設定
・チェックインゲスト管理
・自動部屋割り
・チェックイン完了時のメール送信
・部屋案内の表示
・清掃・収支・売上・予約管理
・自動メール送信
・レシートプリンター連携
・自動つり銭機、決済システム連携
・タブレットとスタンドを支給
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有料オプション・初期設定サポート:4万5,000円~
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※以下PREMIUMプランのみの機能
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・予約情報自動取り込み
・チェックインURL自動送信
タブレット設置必須ではなく、ユーザーのスマホのみでも運用可能必要必須ではなく、ユーザーのスマホのみでも運用可能必要必要不要。ユーザーのスマホを使用
対応言語日本語・英語・中国語簡体字・中国語繁体字・韓国語日本語・英語・中国語・韓国語日本語・英語・中国語日本語・英語・中国語簡体字・中国語繁体字・韓国語日本語・英語・中国語・韓国語記載なし
連携可能な
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