民泊は住宅などの空き部屋を使ってすぐに始められる簡易宿泊業です。ただし、空き部屋のオーナーが自ら民泊の運営をすると、手間と時間をとられて上手くいかないかもしれません。そんな時に使えるのが、民泊運営代行業者です。今回は、民泊運営代行業者に依頼するメリットについて詳しくご紹介します。
民泊運営代行業者とは
民泊運営代行業者とは、どんな業者なのでしょうか?こちらでは民泊運営代行業者について詳しくご紹介します。
民泊運営代行業者とは何か?
民泊運営代行業者とは、民泊施設のオーナーに代わって民泊の運営をやってくれる業者のことです。
民泊運営代行業者はどんな業務をやってくれるのか?
民泊運営代行業者に依頼すると次の民泊業務を代行してくれます。
・民泊営業の許認可の届出業務全般
・家具家電の設置
・宿泊施設内の利用マニュアルの作成
・民泊予約サイトへの登録
・SNSなどでの集客活動
・宿泊予約の管理業務
ただし、民泊運営代行業者によってできるサービスが異なります。サービスの内容については実際に民泊運営代行業者に詳しく問い合わせてみましょう。
民泊運営代行業者の2つのタイプとは?
民泊運営代行業者には、次の2つのタイプがあります。
・完全運営代行
完全運営代行とは、すべての民泊業務を民泊運営代行業者に丸投げするサービスのことです。オーナーは、民泊の通常業務に一切関与する必要がありません。
・部分代行
部分代行とは、清掃のみを民泊運営代行業者にやってもらうサービスのことです。チェックイン業務、その他はオーナー、またはスタッフがやらなければなりません。
民泊運営代行業者に依頼するメリット・デメリット
民泊業務の運営を民泊運営代行業者に依頼するとどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?こちらでは民泊運営代行業者に民泊業務を依頼するメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。
民泊業務にフルコミットしなくてよい
1つ目のメリットは、民泊業務にフルコミットしなくてよいことです。現在、民泊を始めるオーナーのほとんどは、民泊を本業でやりたい方よりも副業で始めたい方が大半です。そのため、本業に支障がでることを嫌がります。
ところで、民泊運営代行業者に依頼すると、オーナーはすべての民泊業務を丸投げできます。そのため民泊業務にフルコミットしする必要はなく、本業に専念することが可能です。
トラブルに対応しなくて済む
2つ目のメリットはトラブルに対応しなくて済むことです。民泊はさまざまなタイプの宿泊者が利用します。ただし、ごく一部の宿泊者様のなかにはトラブルを起こす方がいます。もし、民泊でのトラブルにいちいちオーナーが対応すると大変です。
民泊運営代行業者に依頼していると、オーナーに代わりすべてのトラブルに対応してくれます。オーナーは、一切トラブルに関与する必要がありません。
代行費用がかかる
1つ目のデメリットは、代行費用がかかることです。当然ですが、民泊運営代行業者に依頼すると代行費用が発生します。依頼すると丸投げできますが、もしも宿泊者の利用が少ない場合は代行費用が上回ってしまうかもしれません。そうなると、売り上げをすべて民泊運営代行業者にもっていかれ何も残りません。また、続ければ続けるほど赤字運営になり損金が積み上がっていきます。
ノウハウが貯まらない
2つ目のデメリットは、ノウハウが貯まらないことです。民泊運営代行を完全運営代行で依頼してしまうと、極端な話オーナーがやることは民泊運営代行業者に代行費用を支払うだけです。もちろん、最初から民泊運営のノウハウが必要がなければ問題ありません。ただし民泊運営でノウハウを獲得して、その他のビジネスに活かしたいと思っているオーナーにはデメリットになります。
民泊運営代行に依頼する費用相場
民泊運営代行に依頼すると、代行費用はどれくらいかかるのでしょうか?こちらでは民泊運営代行に依頼する費用の相場について詳しくご紹介します。
完全運営代行の費用の相場とは?
完全運営代行の費用の相場は、毎月の総売上の18%+毎月の掃除費5万円(税込)から依頼できます。
部分代行の費用の相場とは?
部分代行の費用の相場は、月額9,900円(税込)から依頼することが可能です。ただし業者によって、完全運営代行の費用・部分代行の費用は異なります。詳しくは民泊運営代行業者に問い合わせてみることをおすすめします。
まとめ
民泊運営代行業者に依頼するメリットについてご紹介しました。民泊運営代行業者に依頼するメリットとはオーナーがフルコミットしなくてよいこと、トラブルに対応しなくて済むことです。民泊運営は副業との相性がよいビジネスです。
また、通常の運営も民泊運営代行業者に依頼できることからかなり始めやすいビジネスといえます。本記事が民泊運営代行業者に依頼するメリットについて詳しく知りたい方に届けば幸いです。
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